GitLabへのコントリビュートを再開しました
前置き
2012年12月頃、前職の会社でGitLabを使って仕事をしていました。 しかし、network graphの出来があまり良くないと不満があったため、色々と修正をしてはGitHubでプルリクを送っていました。
その頃は大体、月に5個くらいプルリクを送っていて、その功績が評価されて2013年4月にはGitLab 5.1のMVPに選ばれました
その後
GitLabのMVPがきっかけなのか、ITベンチャー企業からスカウトメールが届いたのを契機に、ベンチャー企業への転職熱が高まり、2013年11月にバイオベンチャー企業に転職しました。
その当時、個人的な関心としてはLinuxでOSSを活用した開発をやりたかったのですが、転職前の会社はいわゆるSIer的な会社だったため、残念ながら仕事の中でその欲求を満足させることは出来ませんでした。 そのため、趣味として独学でその辺の勉強をしていました。GitLabへのコントリビュートも、その延長線上にあったのだと思います。
しかし、転職後の会社では業務として、かなり自由に技術を選択して開発をすることが可能になってしまいました。 そのため、仕事の中である程度の欲求が満たされてしまったために、GitLabへのコントリビュートが停滞することになりました。
転機
何となくOSSにもっとコントリビュートしないとなーと思っていたことやGitLab 7.12の変更がかなりアツい感じだったこともあり、GitLabへのコントリビュートを再開しようと決めました。
ただし、あまりハードルを上げ過ぎると長続きしないと思うので、毎月のリリース毎に最低1コミットをノルマにして行きたいと思います。とりあえず、先月と今月はなんとかノルマを達成できました。(GitLabのCHANGELOGを"Hiroyuki Sato"で検索すると、7.13.0と7.14.0でそれぞれ一件ずつヒットします。)
お願い
マーリクのネタが欲しいので、不具合やちょっとした機能改善の要望があれば、私のGitLabのForkで報告をお願いします。可能な範囲で対応をする予定です。
それと、私の経験ではGitLabに送ったプルリク/マーリクは9割くらいの割合でマージされているので、OSSにコントリビュートしたいRailsエンジニアは積極的にプルリク/マーリクを送ると良いです。興味のある方はMacにGitLabの開発環境を構築するを参考にして下さい。